台風8号情報 今週は要注意。来年は西日本で要注意
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今週、沖縄や九州など西日本各地に被害をもたらしている
台風8号に伴う被害は、梅雨前線とからんで、50年来の規模の被害を
もらたしているといわれている。
調べてみると、丁度50年前の7月18日~19日には
「昭和39年7月山陰北陸豪雨」が発生している。
本日7/10日は、台風の進路上にある九州では、台風8号の影響で
交通機関の多くが運休・欠航となり、交通機関は麻痺状態に近くなる
見込みだという。
台風の進路として6月の終わりから7月にかけては、小笠原高気圧をさけ
梅雨前線を押し上げるように台風の進路が決まり、8~9月にかけては
日本列島にそって西から東に台風がぬける可能性が高くなる。
10日に向けて準備されてきた博多山笠の山車も、台風の被害に備えて
やむなく解体され、その一部は櫛田神社に奉納されるという。
私もかつて、山車を担いで博多の街をおいさ、おいさと駆けたことがあるので
山笠中止の話は堪える。
わたしは東日本大震災が発生した時期に、北部九州の災害について調べたことがある。
九州は比較的、地震には強いのだが、過去の歴史を紐解くと
甚大な風水害にあっていることがわかり、季節的には、
梅雨の終わりの時期に、台風が重なった場合に、大規模な風水害が
おこっている可能性が高いのである。
今年の台風8号が西日本を中心にもたらす被害が大きいのだが、来年は、
62~63年ぶりの大きな台風が梅雨前線を伴って西日本に来るかもしれない。
2015年から遡ること62年前の1953(昭和28)年に西日本大水害が起こっている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%AD%E5%92%8C28%E5%B9%B4%E8%A5%BF%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%B0%B4%E5%AE%B3
西日本大水害の被害は甚大、広域である。身近な市街地が大打撃を喰らっている。
さらに1952年から63年前には1889(明治22)年紀伊半島の十津川大水害を代表例として
九州の筑後川、遠賀川、白川流域などでも大水害が起こっている。
日本三大暴れ川というものがある。
坂東太郎、筑紫次郎、四国三郎と古来呼ばれてきた利根川、筑後川、吉野川が
それであるが、このうち、筑後川の三大洪水は上記の2大水害に重なる。
筑後川(筑紫次郎)の三大洪水 の概要は次の通りである。
(参照;http://www.qsr.mlit.go.jp/chikugo/manabu_siraberu/07-history/kouzui/index3.html)
◆洪水発生年◆原因◆瀬の下での水位◆洪水被害の概要
①◆明治22年7月 1889年、◆梅雨、◆2丈8尺4寸5分(8.62メートル)、
◆死者日田18人、久留米52人、家屋被害日田8,460戸、久留米48,908戸。
第2期改修の必要性を痛感せしめた洪水。
②◆大正10年6月 1921年◆梅雨、◆7.11メートル、
◆家屋被害11,620戸(中下流)。第3期改修の契機となった洪水。
③◆昭和28年6月 1953年、◆梅雨、◆9.02メートル、
◆死者147人、流出全半壊12,801戸、床上浸水49,201戸、 床下浸水46,323戸、
破堤等122箇所 被災者数54万人。 現在の治水計画の目標となっている洪水。
特に要注意な点は、梅雨前線と台風が重なる湿舌という気象条件が生じる6月下旬から7月中下旬に
かけてである。
今年水害に遭われた方には、本当にお気の毒に思うが、
来年にも備えて、大きな災害を避けたいものです。
家庭にあるのもので、防災のために役立つものがあります。
備えあれば憂いなしです。
ラジオ、避難袋、地域のハザードマップ
水のう、土嚢、レジャーシート、ポリタンク、スニーカー、三角巾、
飲料水、カンパン、氷砂糖、キャラメル、チョコレートなど
ご安全に。
台風の進路・コース 季節
日本三大暴れ川の主な洪水 (台風関連情報)
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台風8号関連情報 来年も西日本は梅雨終りの台風に要注意
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今週、沖縄や九州など西日本各地に被害をもたらしている
台風8号に伴う被害は、梅雨前線とからんで、50年来の規模の被害を
もらたしているといわれている。
調べてみると、丁度50年前の7月18日~19日には
「昭和39年7月山陰北陸豪雨」が発生している。
本日7/10日は、台風の進路上にある九州では、台風8号の影響で
交通機関の多くが運休・欠航となり、交通機関は麻痺状態に近くなる
見込みだという。
台風の進路として6月の終わりから7月にかけては、小笠原高気圧をさけ
梅雨前線を押し上げるように台風の進路が決まり、8~9月にかけては
日本列島にそって西から東に台風がぬける可能性が高くなる。
10日に向けて準備されてきた博多山笠の山車も、台風の被害に備えて
やむなく解体され、その一部は櫛田神社に奉納されるという。
私もかつて、山車を担いで博多の街をおいさ、おいさと駆けたことがあるので
山笠中止の話は堪える。
わたしは東日本大震災が発生した時期に、北部九州の災害について調べたことがある。
九州は比較的、地震には強いのだが、過去の歴史を紐解くと
甚大な風水害にあっていることがわかり、季節的には、
梅雨の終わりの時期に、台風が重なった場合に、大規模な風水害が
おこっている可能性が高いのである。
今年の台風8号が西日本を中心にもたらす被害が大きいのだが、来年は、
62~63年ぶりの大きな台風が梅雨前線を伴って西日本に来るかもしれない。
2015年から遡ること62年前の1953(昭和28)年に西日本大水害が起こっている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%AD%E5%92%8C28%E5%B9%B4%E8%A5%BF%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%B0%B4%E5%AE%B3
西日本大水害の被害は甚大、広域である。身近な市街地が大打撃を喰らっている。
さらに1952年から63年前には1889(明治22)年紀伊半島の十津川大水害を代表例として
九州の筑後川、遠賀川、白川流域などでも大水害が起こっている。
日本三大暴れ川というものがある。
坂東太郎、筑紫次郎、四国三郎と古来呼ばれてきた利根川、筑後川、吉野川が
それであるが、このうち、筑後川の三大洪水は上記の2大水害に重なる。
筑後川(筑紫次郎)の三大洪水 の概要は次の通りである。
(参照;http://www.qsr.mlit.go.jp/chikugo/manabu_siraberu/07-history/kouzui/index3.html)
◆洪水発生年◆原因◆瀬の下での水位◆洪水被害の概要
①◆明治22年7月 1889年、◆梅雨、◆2丈8尺4寸5分(8.62メートル)、
◆死者日田18人、久留米52人、家屋被害日田8,460戸、久留米48,908戸。
第2期改修の必要性を痛感せしめた洪水。
②◆大正10年6月 1921年◆梅雨、◆7.11メートル、
◆家屋被害11,620戸(中下流)。第3期改修の契機となった洪水。
③◆昭和28年6月 1953年、◆梅雨、◆9.02メートル、
◆死者147人、流出全半壊12,801戸、床上浸水49,201戸、 床下浸水46,323戸、
破堤等122箇所 被災者数54万人。 現在の治水計画の目標となっている洪水。
特に要注意な点は、梅雨前線と台風が重なる湿舌という気象条件が生じる6月下旬から7月中下旬に
かけてである。
今年水害に遭われた方には、本当にお気の毒に思うが、
来年にも備えて、大きな災害を避けたいものです。
家庭にあるのもので、防災のために役立つものがあります。
備えあれば憂いなしです。
ラジオ、避難袋、地域のハザードマップ
水のう、土嚢、レジャーシート、ポリタンク、スニーカー、三角巾、
飲料水、カンパン、氷砂糖、キャラメル、チョコレートなど
ご安全に。
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