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花子とアン 5週(25-29話) ネタバレ あらすじ 蓮子 波乱 [花子とアン]

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花子とアン 第5週(25~30話) 波乱の大文学会





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■ 25話


「前略、おっかあ・・・」と8歳年上の編入生(葉山蓮子=仲間由紀恵)との出合いを
葉書で伝え、伯爵令嬢なのに、どこか寂しそうと報告するところから始まる。

女学校では年1回の大イベント「大文学会」(いわゆる文化祭)を控え
その出し物をきめることがひとつの大ごとになっている。

なぜか?
というと、この「大文学会」で行われる演劇の舞台で目立つと
大財閥の御曹司のお嫁さん候補として、見染められる可能性があるからである。


ざわめき立つ女子たちをよそに、花ははしゃげない・・・。
衣装を作るお金がないうえ、甲府にいる遠くの家族を家族を
招待することもできないからである。


花子は、「ロミオとジュリエット」の脚本を書くように、醍醐さんたち女生徒から頼まれる。

こうした中、蓮子は、うかれている女生徒を尻目に、短歌習えるように取り計らってほしいと
兄の葉山伯爵に依頼するが、「父と芸者の子の出戻り娘」である蓮子を
学校から外に出させたくない兄はそれを拒む。

「私にも意思がある」と反発する蓮子。

教室では、「ロミオとジュリエット」は演目として相応しくないと富山先生が
生徒たちをたしなめ、昨年と同じ「リヤ王」にしてはどうかと勧めるが、
校長は生徒の意思を尊重せよという。

ロミオには醍醐さんが立候補。

ジュリエットには、何を思ってか、蓮子が立候補。

驚く花子・・・・。


ところで、葉山蓮子は実在の人物なのか?  
実在モデルは誰なのかが気になるが
菊池寛が「真珠夫人」のモデルとして描いた「柳原白蓮」という女性が
そのモデルだという。

フジテレビの昼ドラ(2002、主演横山めぐみ)では、そのメロメロ、ドロドロぶりで
一時期流行っていた記憶がありますが、

花子とアンでは、花子の盟友として描かれる。
さすがに、ファミリーセーフ。

■ 26話


蓮子は、主役のロミオに立候補するが、稽古場に姿を見せず、
自室で短歌を詠むなど、何を考えているのか分からない。

甲府の川原で魚釣りする朝市(窪田正孝)と兄の安東吉太郎(賀来健人)。
朝市は教師に、兄は兵隊に志願するという。
妹たちに引け目を感じていいたという吉太郎にたいして朝市は、
自分の父親は子供のころに日清戦争(1894)に出征して亡くなったと話す。

演劇の稽古場で、ロミオのセリフが退屈だという蓮子。
醍醐は脚本を書いた花子に失礼だといい、花子はシェークスピアに失礼だという。

蓮子を相手にジュリエットは出来ないという醍醐に、ブラックバーン校長は
配役のコンバートを指示して、真面目に稽古するように促す。

すなわち、蓮子がジュリエット役に、醍醐がロミオ役となり、当初とまどう醍醐は
中庭で泣いていたが、背の高い醍醐はロミオが似合うと花子に背中を押されマインド回復。

校長の判断も間違いではないと、皆が思う中、蓮子は台本を置いて自室で短歌を詠む始末。

花子が「どうして舞台の主役なんかひきうけたんですか?」と詰め寄ったところ、

「復讐したい人がいるの・・・」と蓮子。そして「復讐を手伝ってくださらない?」と蓮子に云われ
絶句する花子。

さてさて、「真珠夫人」の復讐をどのようなタッチで表現するのか・・・楽しみです。
なんてったって、ファミリーセーフな番組ですから。

■ 27話


「復讐って。。。蓮子さんのおうちの方たちにですか?」と蓮子の秘密に一歩踏みこんでいく花子。

「わたくし、葉山の家の者たちを憎んでいますの・・・学校に入れたのは体のいい幽閉なの・・・
わたくしの存在を消そうとしているの・・・だから、あの人たちの世間体をぶち壊したいの」と蓮子。

「どうせだったら、お芝居をしっかりやって存在を示しましょう」という花子に対して
「お芝居が成功しようと失敗しようとどうだっていいの・・・」と蓮子

「どうして、そんなにひねくれているのかな?」という花子。

「そりゃ、ひねくれてますよ、あなたたちより8つも年増なんですから」と開き直り
「あなたみたいに、まっすぐで、単純になんかなれっこないでしょ」と半ば切れる蓮子。

このかけ合いが面白い。

「単純になったほうが、楽しいですよ。ロミオとジュリエットを成功させましょう」と
さらに畳みかける花子。「もう結構・・・」とへそを曲げた蓮子は稽古にも出なくなる。

セリフも完ぺきに覚え、稽古の進む醍醐亜矢子さん。
蓮子が来ないのは「わたしのせいです・・・ひねくれてるとか言ったから・・。」
と花子が皆にぽろりともらす。

大文学会は2週間後にせまる。

甲府では、陸軍連隊長と地主、徳丸甚之介(カンニング竹山・隆範さん)の酒席に
兄・吉太郎(賀来健人)が「軍隊にいれてくれし」と直訴にくるが、
家族の同意を得られていないと知った連隊長は、吉太郎に対して
「17にして志願するのは立派だが、今は親孝行をしなさい。20歳の徴兵検査でも遅くない」と諭す。

父は、各地の農村を廻り社会主義の伝導行商に勤しむ。正反対の方向を進む、父と息子。

稽古がすすまない様子を見かねた茂木先生(浅田みよこ)が富山先生(ともさかりえ)に支援を依頼する。
そして、

「あの方のことをまだひきずっているのですか?」と意味深長な言葉を投げかける。
(なんだこの会話は、次の展開の伏線か・・・)

稽古場の様子を見ながら、悲嘆にくれる富山先生。
三輪さんのナレーションが入る、「ロミオとジュリエットになにか辛い思い出があるのでしょうか?」と。

夜も寝ずに朝まで脚本を書く花子。鳥がさえずる明け方に完成。
「できた~」と。  でも、脚本はできてもキャストが揃わないのでは片手落ちだが・・・。
そんな様子を背後で見守る蓮子。

「このままだと、ジュリエットの役を降ろされますよ。舞台に立てなくなってもいいんですか?」
と徹夜で書いた脚本を挑戦状のように蓮子に突き付ける花子。

(ごきげんよう、さようなら)の三輪さんの声で、The End。


■ 28話


徹夜で書いた脚本を蓮子に渡した様子を見て、醍醐亜矢子さんが花子にいう。
「どちらを選ぶの。わたしより葉山さんが好きなの?」と・・・(どういうこっちゃ?)

自室で脚本を真剣に食い入るように読む蓮子。

「わたしは花子さんにジュリエットをやってもらいたい」という醍醐さんに対して、
「わたしは緊張すると声が裏がえるからダメ」という花子だが、目も裏返っている
(あまちゃんか?)

そこへ白鳥かをる子さん(ハリセンボン近藤春菜)がナイトキャップをかぶり、
「そんなに困っているのなら、私がやりましょう」とドヤ顔で登場(突っ込みどころ満載)。
「わたくしがジュリエット役をやってもよろしくてよ」と

誰がつっこんでくれるのかと思いきや、三輪さんが「ますます暗雲垂れこめてきました」と 

挿入歌がおわると、春菜がさらにボケてくれる
「おお、ロミオ。あなたはどうしてロミオなんでしょう」と小梅太夫のように見えるメイク。
ドンビキのクラスメイトを尻目に「醍醐さん、早くお稽古をはじめましょう」という白鳥さん。

そこへ蓮子が登場し「今日からお稽古はしっかりやるので、(ジュリエットは)降りません」というが
「これ以上、私たちをふりまわさないでください」と醍醐さんから拒絶されるが、

蓮子は「脚本を最後まで読んで、率直に言って、感動しました」と花子に話かける。
「シェークスピアがこんなに面白かったなんて知らなかった」と。そして
「あなた、翻訳力だけはたいしたものだわ」と花子に語る。

甲府では母・安東ふじ(室井滋)が息せき切って家に駆け込み、兄・吉太郎(賀来健人)に
「軍隊にはいりたいっていうのは本当け」と問い詰める。祖父・安東周造(石橋蓮司)も驚く
「吉、どういうこった?」と。

「おら、兵隊になる。ええかげんな気持ちじゃねえ。お国のために働いて、みんなを楽にさせたいんだ」と吉。
地面にへたり込むフジ。木場朝市の母親・木場リン(松本明子)は
「ほれと同じこんうちの人もいってただ。そういって、おらが止めるのも聞かんでいっちまって、戻ってこなんだ。
こんな思いするのはおら一人でたくさんだ」と。

爺様は「朝市が乳飲み子の時に亡くなった」というが吉は「朝市から聞いた」でも、
「このままくすぶっていたら、死んでるのと同じだ」という。涙で唇を噛かむフジ。

一方、演劇の稽古場では、蓮子が稽古に本腰を入れ始める。
「バラは、たとえほかのどんな名前でもバラの香りは同じ」というセリフを変えたい「名前は大事」と
云う花だが、そんな時間はないとクラスメイトが反駁する。

もっとも「ロミオさま・・・バラが、アザミやキャベツという名前なら同じように香るでしょうか、名前は大事です」と
即興のセリフにかえて演劇をすすめる蓮子に、「その方がより意味が深まる」と歓喜する花子だが、

「シェークスピアのセリフにけちをつけるなんて、花さんも相当ひねくれているわね」と嫌味を言う蓮子。
「花さんの両親はすきあって結婚したの」と聞く蓮子に対して、ジュリエットと同じく蓮子は親が望む
好きでもない人と結婚させられたのかも知れないと、子供の頃のように想像の翼を広げる花子。

蓮子は「お兄上さま、来る5月16日・・・大文学会の開催の運びとなり候」と案内の手紙をしたためる。
「おいで候わば、理由おわかりと存じ候」と果し状のような招待状を送りつける。

さてさて、どうなることやら
 (ごきげんよう、さようなら)。

■ 29話


講演本番が明日に迫る中、小間使い役の梅田さんの代役を頼まれ、
快くひきうける花子。

梅田さんの部屋に衣装を取りにいった返り掛けに
稽古風景をみまもりながら、ジュリエットのセリフを口ずさむ富山先生の姿を見つける。
(そそくさと立ち去る姿に、女性としての一面をみる花子)。

せりふの一部の云いまわしの変更を花子に申し出る蓮子

(現)「わたしは父の決めた通りには行きたくありませんの」
  ☟
(新)「わたしは父の操り人形ではありません」

「すごくいいと思います」という花子と仲良く話す蓮子を
決闘シーンの舞台から嫉妬深くみつめる醍醐亜矢子。
(ウ~ん、少女マンガっぽい)

決闘相手役からも、観客席側のクラスメイトからも
「集中してください」と声がかかり、謝る醍醐亜矢子
(男役を演じていても、女心が揺れ動く)。

決闘シーンをもう一度リハする中で、観客席に見える花子と蓮子が仲良く話す姿に
いらだちを感じ、決闘相手役を剣で強く突いて、相手の袖口を切割いてしまう醍醐。
(演劇とリアルのバーチャルで心が乱れる様子が面白い)。

夜、衣装のほつれを治す花子と茂木先生。家族を招待出来る皆がうらやましいと話す花子。
そして昼間を回想し「富山先生は、かつてジュリエットを演じたことがあるのでは?」と
茂木先生に聞く花子。

「どうして、そう思うの」
「今日、舞台を見られているときに、ジュリエットのセリフをほぼ完璧につぶやかれていたので」と
はなす花子に、

「富山先生が学生だった頃、ジュリエットを演じたことがあるの・・・。
いまのあなたたちと同じように元気で、良く笑うお嬢さんだったわ」という茂木先生
(あらたな富山先生の過去の一面(伏線)登場、、、、)

「なぜ、演目を決める時に反対したのはなぜでしょう」という花子に「どうでしょうか」とはぐらかす茂木先生。

こうした中、蓮子の出した手紙が、兄の葉山伯爵夫妻のもとに届く、それをよむ妻・・・。
「まさか、蓮子さんお芝居にでられることなんてないでしょうね。・・・あそこの大文学会には
ご父兄もたくさんおいでになりますわ・・・悪い噂でも立たなければ・・・」と世情に詳しい奥方。
手紙を観て「あしたじゃないか」と声を荒げる葉山伯爵。

さて、晴れ渡る「修和女学院大文学会」の当日。
「メイクルーム」の隣席でセリフを交わす醍醐と蓮子
「私は兄のいいなりにはなりません」とセリフにない感情を露土する蓮子に
「そんなセリフはありません」とピシャリとくぎをさす醍醐。

仲庭で緊張する面持ちの蓮子に声をかける花子、
「わたしもあがりしょうで足が震えているという花子」
「例の復讐の件、私でよければ付き合います。どうせやるならとことんやりましょうよ」という花子。

「えっ・・・」

「それで、その復讐の相手はきょうはいらっしゃるんですか」と聞く花子

「招待状はおくったわ」と応える蓮子。

「よしっ。負けるもんか・・・。客席から怖い顔を睨んできてもがんばりましょうね」と花子
(どういうことだか面白くなってきた。その一方で、不安げな蓮子の表情が対照的)。

「どうして、わたくしの復讐につきあってくれるの?」と蓮子

「それは・・・・、友達だから・・・」という花子。目がうるむ蓮子。

さてさてどうなることやら。

校長室では無事にこの日を迎えたことを話す3人の先生。一緒に会場にいこうという校長に
「わたくしは仕事がありますので・・・」と席を立つ富山先生を見送る茂木先生。

舞台会場では、舞台の袖から観客席を見渡す花子と蓮子。
兄夫婦が入場する姿を見つける蓮子。
「来たわ」。

プログラムの配役をみて、ジュリエット役が妹の蓮子であることを見つける兄が
「ジュリエットだと」声を荒げる。
「どんな役なんですか?」と奥方
「主役だ」と吐き捨てる兄伯爵。
隣席にすわる校長に、この演目はこの学校に相応しくない中止しては如何と迫るが、
校長は素知らぬ顔。

舞台の控で、
「なぜこの役をやりたかったか解る?。
わたくしもジュリエットと同じように家にしばられて、不幸になったから」と花子に話す蓮子

「て」

「兄が決めた相手と無理やり結婚させられたの。その時わたしはまだ14で、右も左もわからなかった。。。」

「14歳」

「あなたと同じ16歳で子供を産んだの。でも、その子供も奪われ・・・。
もともと家の体裁を護るための結婚だったの。今の私は空っぽ・・・生きていてもしょうがないの」と蓮子。

「花さんとは、生きてる世界がちがうの。友達になんかなれっこないでしょ。
もう、これ以上わたしに近づかないで・・・」

蓮子の左手をがしっと掴み
「ほっとけないの。。。あなたは空っぽなんかじゃない。。。」と花子。

その腕を振り払うように、舞台からのセリフの呼びかけに応じて舞台に躍り出る蓮子、
(現実と仮想が交錯する漫画のようなバーチャルリアリティが面白い)。

そして開幕・・・
「どうすればいいの。バリス侯爵の愛を受け入れることなど、
わたくしには到底うけいれることなどできませんわ」とロミエット

(ごきげんよう、さようなら)・・・いいところで、次に続く。30話が楽しみ。


■ 30話


第30話
http://the-ent.blog.so-net.ne.jp/2014-07-07

ここまでのお話


第1-2週
http://the-ent.blog.so-net.ne.jp/2014-06-22
第1週 「花子と呼んでくりょう!」第1話~第6話
第2週 「エーゴってなんずら?」第7話~第12話

3-4週
http://the-ent.blog.so-net.ne.jp/2014-06-29-1
第3週 「初恋パルピテーション!」第13話~第18話
第4週 「嵐を呼ぶ編入生」第19話~第24話

5週
http://the-ent.blog.so-net.ne.jp/2014-07-04
第5週 「波乱の大文学会」第25話~第29話

これからのお話


第6週 「腹心の友」第31話~第36話
第7週 「さらば修和女学校」第37話~第42話
第8週 「想像のツバサ?」第43話~第48話
第9週「はな、お見合いする」第49話~第54話
第10週「乙女よ、大志を抱け!」第55話~第60話
第11週「グッバイ!はな先生」第61話~第66話
第12週「銀座のカフェーで会いましょう」第67話~第72
第13週「その恋、忘れられますか?」第73話~第78話
第14週「ゆれる思い」 第79話~第84話
(続く・・・)


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