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花子とアン 第22週 新しい家族(もも 美里 犬テル) 127~132話 あらすじ。 [花子とアン]

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花子とアン 第22週 新しい家族 第127話~第132話 あらすじ ネタばれ



8/26日、神奈川緑山スタジオでクランクアップを迎えた吉高由里子は
「愛おしい毎日でした。・・・幸せな毎日だったんだなと思います。」
「みんなこの現場好きだと言うけれど、一番好きなのは私」と感激の泣き笑い。

この作品が最後になってもいいやと、女優を続けようか迷ってた時期でもあったと告白。
おつかれさまでした。

ごきげんよう。さようなら。・・・が聞けるのもあと1カ月(9/27日、第156話が最終回)。



■第22週 新しい家族 【8月25日~8月30日】
 

■ 新しい家族 第127話


花子は、翻訳家としてラジオのおばさんとしての一歩を踏み出す。
ももにも、花子の「御機嫌よう」という言霊が心にしみこんでいき、
いつしか「ここにおいてください。その代わり家の仕事は何でもやります」と
いうようになる「もも・・・・

(唄 にじいろ 絢香)

ももが花子や英治と暮らし始めて数日後、かよのカフェの店の常連客で絵描きの男が
ももをモデルにして絵をかかせてほしいと宮本家を訪れる。

「なぜ、ももなんですか?」花子とが聞くと
「これほどまでに描きたいと思うのはなぜなんでしょう?わかりました。
 あなたが好きだからです」・・・家を飛び出し、かよのカフェまで走るもも。

「もも、足早いね」といって追掛けてきた花子もカウンターに並んで水を飲み干す。
「いやなら、お姉やん断っておくから」という花子に対してももは、
「違うの。私、はじめて男の人から好きだと言われて、びっくりしたの。うちの人も
 そんなこと言わなかったから・・・」ということで、絵のモデルになる。

ラジオ局では、収録を終えたももに「『ごきげんよう。さようなら』の挨拶が
大変評判がいい」といって、漆原部長まで「ごきげんよう」と挨拶する。

宮本家では、絵描きの男がももに聞く「ももさんはどんな色がすきですか?」
「考えたことがない」というももに「ではどの季節がすきですか?」と聞き直す。
「冬はきらいです。今くらいの季節が好きです。植物が太陽に向かって伸びて行くのを
見ると元気になるから。でも、こんな話、絵に関係あるんですか?」

「ももさんには緑いろが似合うと思った。太陽に輝く緑色」
「やっぱり、変な絵になるんじゃないですか?」と会話する二人を見て
「あのふたり、いい雰囲気じゃないか?」と英治。

数日通い続けた絵描きがある日「心をこめて書かせていただきました」と
キャンバスを覆う白い布をとって、もも、花子、英治に披露した絵は、
緑色を背景にした写実的な明るい表情のももの絵。

「ああ、いいね」
「あの変な絵を描いた人と同じ人とは思えないね」

「この絵が完成したら言おうと思っていました。お兄さんお姉さんももさんと
結婚させてください。あ、順番まちがえた。ももさん僕と結婚してください」


「できません・・・」


(ごきげんよう さようなら)


■ 新しい家族 第128話


「できません・・・」

「僕は周りの人をびっくりさせる絵を描いて有名になろうと思っていました。
 周囲に才能を評価されることよりも、描く対象を愛することが大事だと気付きました。
 これからは、地道な仕事について働きますから…」

「違うんです。こんな素敵な絵を書いてくれて本当に嬉しいんです。でも、
これは本当の私ではありません。ほんの少し前まで、北海道でひどい暮らしをしていました。
2年前に夫をなくしてから、着る服も食べるものもなく雪の上を裸足で働き馬小屋でねてたんです」

「知ってます。実は初めてかよさんのお店でお会いした時に、酔いつぶれながらも聞いてました。
僕なんかに想像できないくらい過酷な中で生きようとした強さにひかれ、この絵に込めました。
これからは僕にももさんを守らせてください・・・」
 
ももの横顔を見守る花子。うっすらと微笑みを浮かべるもも。

(にじいろ 絢香)

1年後の1933(昭和8)年、二人は結婚し、あの絵は展覧会で3等になり、
絵描きの旭(あきら)は、宮本印刷で働いていた。

そんなある日、甲府から朝市が訪ねてきた。教え子達が書いた綴り方をまとめて
清凛社で出版してほしいという依頼だ。英治は二つ返事で引き受けてくれる。
甲府では花子のものまねをする演芸人が出るほどラヂオは人気だという。
「大きい方々のみなさ報告ん、ごきげんよう・・・」と、「修和女学校を出て
「御機嫌よう」ときかされてお嬢様になった花子にびっくりしたが、それをきっかけに
再び勉強をして教師になることが出来た、今日はそのお礼を言おうと
表着たというう。朝市は更に結婚の報告があるといい、教員仲間の妹だという。

9月の半ば、十月十日がたち、お腹の大きなももが家で産気づく。
清凛社の入口に腰をかけ、産婆が赤子を取り上げてくれるのを待つ英治と旭
産声が聞こえて、忽ち、花子が二人に知らせにやってくる「元気な女の子よと」

我が娘に対面したももは、第一声「ごきげんよう」と声をかける。
歩と同じ9月13日生まれの女の子。

(ごきげんよう。さようなら)

■ 新しい家族  第129話


歩と同じ誕生日9/13日に旭とももの間に子供が生まれた。
命名。益田美里
「やっぱり、もも太郎のほうがよくないか?」という旭。
「ごきげんよう、美里ちゃん」ともも。

(にじいろ 絢香)

1933(昭和8)年冬。三か月がすぎました。
「漆原部長、ごきげんよう」

「きょうはこちらの原稿に差し替えて下さい。先生のニュースは

のんきなニュースばかりなので、こちらにさしかえてください。

手直しせず、そのまま読めばいいじゃないですか」

「だめだ、これじゃ、子供に伝わらない」と花子もまけていない。

 「陸軍では軍用犬を満州で育てることになりました・・」と手直しした
原稿をよむ花子。

ラジオ局での仕事を終えて家に帰ると英治が
「旭君たおれたんだ。病院でみてもらったら、結核で、よくないんだ。」という。
「しばらく、美里をあずかってもらえませんか。」ともも
「おねえやんに遠慮しないで」
と花子はいうが
「どうしてももだけ、悲しい目にあわなきゃいけないの」と納得いかない。
「旭君がよくなることを祈ろう」と英治

「みさとちゃん。きょうはお友達をつれききたよ」と
犬を懐から出す英治
「みさとちゃんも賛成よね。なまえはテルテル坊主のテルにしよう」

父吉平、ふじから「ももを助けてね」と手紙がくる。

「お医者さんから、空気のいいところで天地療養するようにといわれて。
美里には申し訳ないけれど旭さんのそばにいて精一杯のことをしたいんです。

「旭さんが退院するまで、美里をお願いしてもいいですか」

「いいようちは」

「美里よかったね。」

「おねえやんにずっとあやまりたかったの。東京に来た時から

ずっとひどいことをいって。ずっと、おネエヤンのことがうらやましいと思っていたけど

おねえやんも私の知らないところで一杯悔しい思いをしていることをしりました」

「ラジオ局で「ごきげんよう・・・」ってことばをきいたときすっと心が温かくなった。

わたしはもう、自分のことをみじめだとは思わない。美里も授かり、やさしい旭さんの看病

ができて幸せ」ともも。

「あきらさんきっと元気になるから・・・」花子。

こうして、ももは、旭の療養先にむかいました。

(ごきげんよう さようなら)

■ 新しい家族  第130話


「美里ちゃんことは任せて、旭さんの看病しっかりね」と
花子の厚意とももの献身的な看病で旭は回復、英治の右腕と

して働いてます。5年後、1938年(昭和13年)美里は村岡家

の幼女になりました。

(にじいろ 絢香)

ラジオ局で、今日のニュースを選定する花子。前年、日中戦

争が勃発し子供のニュースも軍事に関することが大半になり

ました。

美里は子供の新聞の時間に「動物のお話をして」と頼んでい

た。カナダバンクーバーの子供たちがためたお金で、軍用犬

、軍用馬、軍用鳩を

僕も早く入隊したいといく純平。「りっぱな心掛けです」と

浪子。「航空軍用兵となって、お母さんをお守りしたいんで

す」と純平。

龍一は中国との戦争が終わるように活動していると蓮子はい

う。

テルと名付けた。
梶原先生がスコット先生を連れてくる。創文堂の仕事を手伝

ってもらっているという。スコット先生がパレアナ

(POLLYANNA)という物語をご推薦として持参し、これを共

同で翻訳することになった。同僚の先生たちのうち何人かは

日中戦争の戦況が進む中、カナダに帰省しているという。

ある日、役場から連絡があったとして、テルが軍用犬として
連れて行かれた。家に帰ってきた美里がテルをさがし犬小屋
にいないことに気付く。英治が「軍人さんのためにお仕事に

いった」という。


「テルは帰ってくるよね。おかあちゃま」と美里が花子
に訪ねるが本当のことを言えない花子。

(ごきげんよう。さようなら)
■ 新しい家族  第131話


家犬のテルが軍用犬として「兵隊さんの手助けにお仕事にいったんだ」「おかあちゃま、テルかえってくるよね?」
「一生懸命働いてかえってくるわ・・・」と花子。

(美里を悲しませない一心でうそをついてしましました)

(にじいろ 絢香)

「テルはごはん食べたかな?どこにいるかな?」
「大きな船の上で元気にしてるかな?」という美里

「あんなこといちゃって」と後悔の花子
「テルが帰ってこないなんていえないよ」と英治。

毎日、テルの帰りを楽しみに待つ美里を、
兄吉太郎が饅頭をもって訪ねる。
「上官の甥っ子が花の大ファンで」と本にサインを頼む
吉太郎。時計の音でラジオ局に行く花子。

縁側でテルの画を書く美里。
「早く帰ってこないかな?」
「テルはお国のために働きにいたんだから、
帰ってこれなくても・・・」という吉太郎。
美里がいい子にしてればかえってくるんでしょ」

ラジオ局で軍用犬の原稿を練習する花子。

犬の兵隊さんに功労賞がおくられたという
話を読む花子であるが、ラジオの向こうにいる
美里を脳裏に浮かべて、犬の名前を勝手にテル号と
称して、アドリブで読んでしまう。

(これは、まずいことになりそうですよ)と三輪さん。


(ごきげんよう。さようなら)

【逓信省の検閲とは】

当時、放送局には独自の記者はおらず、新聞社から提供されたニュース原稿を読みあげることを業務としていたが、その内容については「放送一時間前ニ適宜ノ方法ニヨリ届出シムルコト」と放送内容はすべて監督官庁である逓信省の事前検閲制度の下で行われていた。



■ 新しい家族  第132話


犬の兵隊さん軍用犬に功労賞がおくられたという
話を読む花子であるが、ラジオの向こうにいる
美里を脳裏にうかべて、犬の名前を勝手にテル号と
称して、アドリブで読んでしまう。

「読み合わせのときと原稿の内容が違いますね。テルとか

テル号とか・・・」と有馬次郎、「村岡先生、お話があり

ます」と製作担当。

(「ごきげんよう、さようなら」)

「原稿にない言葉を、なぜ本番で原稿と違う名前をつかわ

れたのですか?検閲済の原稿を帰ると、番組に関わる全員

の首が飛ぶ可能性がある。我々は国策への協力を促す義務

がある」
「おことばですが女性は家庭の中だけでなく、社会に、む

ています」
「、まったく、これだから女は・・」と漆原部長が吐き捨

てるように

家に帰ると「てるは元気なのね。てるは。テル号という名

前になったのよ」と「お兄さんからテルは戻らないときか

されたが、テルはテル号として活躍してるときいて元気に

なったよ」と英治。「今夜はテル号とはしゃいで美里は元

気だったよ」「ほんとはね。今日の軍用犬の名前に名前は

なかったの。勝手に名前につけてしまって・・」「ほんと

はテル号なんて言わない方がよかったかもね。でもテルの

ことを想像している美里の目はキラキラしていた。花子さ

んは美里に素敵な贈り物をしたんだよ」「わたし、世の中

がどんな状況になっても、この子たちの夢だけは守りたい



(子供はどんなときも夢を持っている。花子はそれを守り

たいとおもった)

宇田川先生が「かよの店に三時にくるように」と電話で連

絡。醍醐が村岡家をたずね花子を誘いにくる。


表に出ると上空に軍用機が飛んでいる、かつて醍醐と見上

げた空にも軍用機があり、そのときブラックバーン校長先

生がいったことば(※)「飛行機を戦争に使うのか平和に

使うのか考えなさい」という言葉を最近よく考えるように

なったという花子。

※ Hana, with the progress being made on these

aircraft, will they usher in a time of peace? Hm?
Or lead us further into war and misery?

How will humankind use these air planes, huh?
For peace or for destruction?


かよのカフェには蓮子もきていた。宇田川が「大陸の
戦場にペン部隊として大陸に行くことを決めた」とい
発表をした。いわゆる従軍記者である。

時代は大きく動いていた。

(ごきげんよう。さようなら)

【従軍記者とは】

従軍記者(じゅうぐんきしゃ、英名:War correspondent)

とは、戦争中に軍隊と行動を共にして戦況を本国に伝達す

る記者のこと。軍隊と行動を共にすることで、その戦争に

関するより詳しい記事やリポートをすることができるが、

その従軍している軍隊に肩入れした記事になる傾向がある

傾向があるのが難点。

 今回の宇田川先生のようにペン部隊となった女性従軍記

者は、実在の作家では林芙美子(はやしふみこ)さんがい

る。1937年の南京攻略戦には、毎日新聞の特派員として現

地に赴き、1938年の武漢作戦には、内閣情報部の『ペン部

隊』の紅一点として従軍し、男性陣を尻目に陥落後の漢口

へ一番乗りした。生前、色紙などに好んで、『花の命は短

くて苦しきことのみ多かりき』と書いていた。

各週のお話



第1週 「花子と呼んでくりょう!」第1話~第6話
第2週 「エーゴってなんずら?」第7話~第12話


第3週 「初恋パルピテーション!」第13話~第18話
第4週 「嵐を呼ぶ編入生」第19話~第24話


第5週 「波乱の大文学会」第25話~第29話

第5週 「波乱の大文学会」第30話

第6週 「腹心の友」第31話~第36話

第7週 「さらば修和女学校」第37話~第42話

第8週 「想像のツバサ?」第43話~第48話

第9週「はな、お見合いする」第49話~第54話

第10週「乙女よ、大志を抱け!」第55話~第60話

第11週「グッバイ!はな先生」第61話~第66話

第12週「銀座のカフェーで会いましょう」第67話~第72話

第13週「その恋、忘れられますか?」第73話~第78話

第14週「ゆれる思い」 第79話~第84話

第15週「最高のクリスマス」第85話~第90話

第16週「あなたがいる限り」第91話~第96話

第17週「腹心の友ふたたび」第97話~第102話

第18週「涙はいつか笑顔になる」第103話~第108話

第19週「春の贈りもの」 第109話~第114話

第20週「海にかかる虹」 第115話~第120話

第21週 「ラジオのおばさん」 第121話-126話




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